2013年4月19日金曜日

韓国自動車産業に暗雲:過剰設備と生産減少、追い上げる日米メーカー





朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/19 09:31
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/19/2013041900558.html

韓国自動車産業に暗雲、生産が減少

 欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表した「3月の自動車販売動向」によると、現代自動車の販売は前年同月比10.3%減少したという。
 欧州経済危機のあおりで海外の完成車メーカーが2桁の販売減を続ける中、現代自は今年1月(2.2%減)を除き着実に販売を伸ばしていたが、先月は2桁の減少を記録。
 米国市場では、現代自と傘下の起亜自動車のシェアが2011年の8.9%から今年は7.9%に落ち込み、3年前の水準に後退した。

 不振は海外販売だけではない。

 韓国では自動車の生産台数そのものが減少し始めている。
 国内生産台数は、10年は前年比21.6%、11年は同9.1%それぞれ増加したが、昨年には同2.1%の減少に転じた。
 今年は状況がさらに悪化している。1月は前年同月比23.0%増加したが、2月には同19.8%減少し、3月も同13.1%減った。
 1-3月期では前年同期比5.2%の減となる。欧州の不況に伴う輸出の減少、週末の特別勤務などをめぐる労使の対立、生産コストの増加が原因だ。

 こうした状況から、製造業で生産誘発・雇用効果が特に大きい自動車・部品産業に暗雲が垂れ込めている。

 自動車産業が韓国経済に占める割合は膨大だ。
 製造業全体の生産額の11.4%(11年基準で171兆ウォン=約15兆円)を占め、従事者は175万人に達する。完成車メーカーの生産減は部品メーカーへの発注減少、工場稼働率の低下、従業員のリストラにつながり、最終的に景気の低迷を招く可能性が高い。

 すでにルノーサムスンと韓国GMは昨年に希望退職者を募り、計1140人余りを対象に構造調整を行った。今年に入り、注文量が30%以上減った部品メーカーもある。

 競合国の様子は全く異なる。
 08年の金融危機以降、不振に陥っていた米国の自動車メーカー、11年3月の東日本巨大地震で打撃を受けた日本の自動車メーカーは、いずれも売上高を10%以上伸ばしている。
 自動車生産台数が世界5位の韓国だけが後退しているというわけだ。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/19 09:39
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/19/2013041900603.html

韓国自動車産業、生産設備の余剰問題が深刻に



 ルノーサムスンは今年末、小型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「QM3」を韓国で発売するが、国産車ではない。
 ルノーサムスン初の輸入車だ。スペインのバラドリッド工場で生産し、欧州では「キャプチャー」という名前で販売される予定だ。
 韓国GMが過去に一部の高級スポーツカーを海外から輸入したことはあるが、韓国に生産拠点を置くメーカーが2000万-3000万ウォン(約175万-263万円)台の大衆車を輸入、販売するのは初めてだ。

 韓国で生産余力がないわけではない。
 親会社の仏ルノーがこの車種を韓国で生産せず、欧州から輸入した方が商売になるとの結論を下したからだ。
 ルノーサムスンの韓国唯一の工場である釜山新湖洞工場は、2000年に年産30万台規模で設計された。
 現代・起亜自が1本の生産ラインで単一車種しか生産しないのとは異なり、最新式の混流生産システムを導入し、1本のラインで最大8車種を生産できるほど、韓国の自動車工場の中でも優れた競争力を備えている。

 しかし、生産台数は2011年の27万台をピークに激減し、昨年には半分の15万4000台余りを生産したにとどまった。
 遊休設備を利用して、日産向けにSUV「ローグ」の生産を行ったが、それでも設備の20%が遊休状態だ。
 その上、ルノーが中国の東風汽車と合弁会社を設立すれば、中国に生産需要を奪われる可能性がある。

 生産設備が余っているのはルノーサムスンだけではない。
 韓国GMは年産90万台規模の工場で、昨年は80万台を生産するにとどまった。
 生産台数全体の20%を占める準中型のシボレー・クルーズの生産をドイツ、中国、インドに奪われ、来年以降は生産台数がさらに減少すると予想される。
 GMはほかの車種のマイナーチェンジモデルの生産を行うと約束したが、群山、富平両工場の従業員は懸念をぬぐい去れずにいる。

 100%韓国資本の自動車メーカーとして残った現代・起亜自も、今後は国内生産の減少を容認する構えだ。
 鄭夢九(チョン・モング)会長は最近
 「労組のストライキや特別勤務拒否で減った生産分を無理に国内で埋める必要はない。
 海外工場を活用すべきだ」
と指示した。
 昨年の同社の生産能力は約353万5000台だが、実際の生産台数は約345万4000台で、2.3%の余剰生産能力が生じ始めた。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/19 09:32
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/19/2013041900574.html

韓国の自動車部品メーカー、稼働率低下で危機

 釜山郊外の慶尚南道金海市にある自動車用プラスチック内装材メーカーA社では、20本の生産ラインのうち、8本だけを稼働していた。
 同社はルノーサムスンの下請け会社で、成形機からドアなどが打ち出される音が響いていたが、ラインの中間には照明が消えている部分があり、沈滞したムードが漂っていた。
 同社は投資を惜しまない姿勢が評価され「優秀下請け企業」に選ばれたが、最新式の実験設備は稼働していなかった。

 同社は2011年には600億ウォン(約53億円)以上の売り上げがあったが、昨年は3分の2に減少した。
 ピーク時に200人以上いた従業員も160人に削減した。
 経営者は
 「2年前に100億ウォン(約9億円)以上を投資し、新車専用ラインを設置したが、そのラインは遊休状態だ。
 周囲にある工場10カ所も状況は似ている」
と話した。

 釜山市海雲台区松亭洞のノクサン産業団地で自動車用パイプ類を生産しているB社の代表は
 「タイに工場を設置するため、用地を探している」
と説明した。
 同社は現代・起亜自動車、ルノーサムスン自動車、日本の完成車メーカーに納品しているが、最近のような低い稼働率では、上昇する人件費に耐えられないと判断したという。
 同代表は
 「従業員のレベルや熟練度が高い韓国の工場を閉鎖することはないが、今後の受注増分は海外で生産せざるを得ないのではないか」
と語った。

■減産・人員削減の恐怖

 ルノーサムスンと韓国GMは昨年、希望退職を受け付け、約1140人を削減した。
 国内外で新車需要が減少したことが主因だったが、韓国の生産競争力がますます低下すると親会社が判断し、生産を徐々に新興国にシフトし始めたことも一因だ。

 慢性的な労使問題も無視できない。
 業界最大手の現代・起亜自の労組が昼間連続2交代制の導入をめぐり対立して、3月から6週間にわたり、週末の工場稼働がストップした。
 このため、同社の生産台数は約5万台減り、その影響が1次・2次下請けの部品メーカーに及んでいる。

 ルノーサムスンの生産は、昨年に続き今年も前年同期比で30-40%落ち込み、政府に雇用維持支援金を申請するほどで、状況が悪化する下請け企業が続出した。
 下請け企業の経営者は先週、ルノーサムスンのフランソア・プロボ社長を釜山に招き、苦境を訴える懇談会を開いた。
 現代自の1次・2次下請け業者の代表団も18日、蔚山工場を訪ね、ムン・ヨンムン労組委員長と会談した。
 下請け会社代表団のイ・ヨンソプ会長は
 「今年に入り、売り上げが平均で15-20%落ち込んだ。
 現代自が夜間勤務をなくし、下請け企業も同じパターンで勤務体制を組んで雇用を確保したが、売り上げが減少し、経営が難しい」
とし、特別勤務体制の再開を求めた。

■韓国は新興国で生産コスト最高

 専門家が国内外の新車需要減少、労働時間の見直しによる影響よりも根本的な脅威とみているのが、韓国の自動車生産競争力の低下だ。
 ゼネラルモーターズ(GM)のティム・リー新興国担当社長は今年2月に韓国を訪れ、労組と会談した席上
 「最近3年間で1台当たりの生産コストが30%以上増加し、人件費が『高コスト国家』並みになった」
と指摘した。
 GMの新興国の生産拠点では、韓国の生産コストがオーストラリアを抜いたという。

 来韓したルノー・グループのカルロス・タバレス副会長も18日、記者懇談会で
 「(生産台数を減らさないと明言するなど)安心させてほしいという要請を受けるが、それよりも真実を話したい。
 重要なのは価格競争力だ。
 競争力さえ備えれば、中国という巨大な需要国がそばにあることが脅威ではなくチャンスになる」
と指摘した。

■完成車3社の赤字深刻化も

 昨年そろって赤字を計上した韓国GM、ルノーサムスン、双竜自動車の3社は、このまま推移すれば、今年はさらに業績が悪化する懸念がある。
 韓国GMは昨年増収を果たしたが、賃金訴訟の費用などで3402億ウォン(約298億円)の赤字に転落。
 ルノーサムスンは1721億ウォン(約151億円)、双竜自は990億ウォン(約89億円)の営業損失を出した。
 現代・起亜自も海外の好調で昨年は12兆ウォン(約1兆500億円)に迫る営業利益を上げたが、今年は事情が完全に変わった。
 証券業界では、現代・起亜自の収益が今年第1四半期(1-3月)に10%近く減少するとみている。

 18日のソウル株式市場では、現代自の株価が1年半ぶりに18万ウォン(約1万5800円)台まで下落した。
 産業研究院主力産業チームのイ・ハング博士は
 「完成車メーカーがせきをすれば、部品メーカーはインフルエンザにかかる。
 苦しい状況の部品メーカーが破綻しないよう、政府による対策が求められる」
と指摘した。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/19 09:41
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/19/2013041900613.html

日米の自動車メーカー、世界市場で復活

 韓国の自動車メーカーが世界市場で競合する日本、米国のメーカーが復活を遂げている。
 言い換えれば、韓国メーカーの世界市場での競争環境がさらに悪化していることになる。

 米国市場では、2008年の世界的な金融危機による影響を受けたメーカーが復活を見せている。
 ゼネラル・モーターズ(GM)は米国市場で1-3月の販売が前年同期比9%(約4万6000台)伸びた。
 フォードは9%、クライスラーも8%の販売増を記録し、本格的な回復局面に入ったとの見方が有力だ。

 日本メーカーも同様だ。
 トヨタが8%(約4万2000台)増、ホンダが5%(約1万8000台)増だった。
 これに対し、現代自は横ばい、起亜自は8%減だった。

 米国メーカーは金融危機以降、人件費など生産コストを大きく削減。工場別の生産シフトも自由になった。
 トヨタは高齢の従業員を退職させ、組織の若返りを図り、体質改善に努めた。
 一時は燃費で現代・起亜自に抜かれたが、最近再逆転した。

 日本メーカーは円安も追い風になり、さらに攻撃的に市場を攻略するとみられる。






【迷走する韓国 】


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韓国経済の見通し:「韓国経済は成長の限界に達した」、マッキンゼー・リポート

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朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/19 08:59
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/19/2013041900472.html

「韓国経済に暗雲」 マッキンゼー報告書に政界が危機感
「成長の限界に達した」…警告に与野党とも共感
「新たな成長動力を見いだせ」…各党に相次ぎ研究グループ

 世界的なコンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーが、韓国に関するリポートで「韓国経済は成長の限界に達した」と警告したことをめぐり、政界ではさまざまな見方が上がっている。リポートを読んだ議員たちは「内容は目新しいものではないが、深刻に受け止めなければならない」と語っている。

■「韓国経済に暗雲」、マッキンゼーのリポートが話題に

 マッキンゼーは14日「第2次韓国リポート-新たな成長の公式」
 「今の韓国経済は、熱くなる湯の中にいるカエルのようだ。
 新たな成長動力を見いだせなければ韓国経済は転落してしまうだろう
と警告した。

 リポートが発行された翌日の15日、野党・民主統合党(民主党)のキム・ヨンファン議員は国務調整室の国会業務報告の席でこのリポートに触れ
 「韓国経済の現実を正確に反映したものではないかと不安な予感がした
と語った。与党セヌリ党の李漢久(イ・ハング)院内代表も16日、党の会議でマッキンゼーのリポートに言及し
 「(内容は)目新しいものではないが(政府・国会が)孔子(=専門家)のおっしゃる通りにしないから、孔子のお言葉が次々に出てくるのだ
と指摘した。

 マッキンゼーのリポートは100章以上の英文の内容と、これを韓国語で12章に要約したもので構成されている。 
 国会副議長を務める民主党の朴炳錫(パク・ピョンソク)議員とセヌリ党内で政策に詳しい金光琳(キム・グァンリム)、安鍾範(アン・ジョンボム)、イ・ジョンフンの各議員もこのリポートを入手して読んでいるという。
 議員たちからリポートを入手するよう指示を受けた補佐官たちは、インターネットのメッセンジャーを通じてリポートのファイルをやりとりしている。

 今回のリポートはアジア通貨危機当時に危機克服に関するアドバイスで話題を集めた「1次リポート」以来、15年ぶりに出されたものだ。
 マッキンゼーは
▲.中産層の家計債務の負担
▲.雇用なき成長
▲.少子・高齢化
―などに言及し、
 サービス産業の規制緩和と雇用創出などを解決策
として提案した。
 内容上は国内外の専門家たちが数年前から指摘してきたことと大きな差はない。
 だが
 「熱くなる湯の中のカエル」
という表現などが見られたことから、政界は深刻に受け止めている。

 セヌリ党のイ・ヒョンジェ議員は
 「国民所得2万ドル(約196万円)、輸出5500億ドル(約54兆円)の水準で数年間停滞している中、新たな成長動力を見いだすべきという切迫感を感じる」
と述べ、キム・ヨンファン議員は
 「大企業が活気を失わない範囲で中小企業を育成する方法を探るべきだとあらためて感じた」
と語った。

 マッキンゼーのリポートが政界で話題になっているのは、与野党双方の議員たちが最近の韓国経済の流れに危機感を抱いているからだ。
 民主党の丁世均(チョン・セギュン)常任顧問は
 「与野党が腹を割って話し合い、良質の成長と経済民主化がプラスの方向に循環する経済戦略を練らなければならない」
と述べた。

■与野党「論争ではなく具体的な戦略を」

 セヌリ党で経済民主化を強く主張する南景弼(ナム・ギョンピル)議員は先ごろ「大韓民国国家モデル研究会」を立ち上げ、3回にわたりセミナーを開催した。
 「経済民主化」という概念についての論争ではなく、ドイツなど先進国の事例を基に、国家の発展戦略について考えるのが目的だ。
 議員たちの反応も良く、鄭夢準(チョン・モンジュン)元セヌリ党代表や李仁済(イ・インジェ)、鄭義和(チョン・ウィファ)の各議員らの大物議員も参加している。

 民主党内でも研究会や勉強会などが相次いで開催されているが、新成長戦略を真剣に考えるムードが広がっている。
 卞在一(ピョン・ジェイル)政策委議長は
 「国全体がのんびりしてしまったようだ。 
 ベンチャー精神、敗者復活の精神を生かし、新たな成長動力を見いだすことに注力すべき」
と主張した。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/19 08:58
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/19/2013041900471.html

「韓国は経済成長の危機に直面」
米マッキンゼーの研究陣が指摘

 米国経営コンサルタント大手マッキンゼー・アンド・カンパニーの研究陣が、米外交専門誌「フォーリンポリシー」に寄稿した文章で、
 韓国の本当の危機は北朝鮮の核ではなく経済成長だ
と指摘した。

 同誌が17日に報じたところによると、マッキンゼー・グローバル・インスティテュートのリチャード・ドッブス所長とソ・ドンロク同社パートナーは「行き詰まった奇跡」と題する文章で
 「北朝鮮の威嚇に大したことはないという反応を見せる韓国国民が、決して単なる脅しと捉えてはならない事実がある。
 『漢江の奇跡』を成し遂げた韓国経済の成功戦略が、もはや機能していない
ということだ」
と指摘したという。
 両氏は、同社が今月発表した韓国経済報告書の作成に携わった。

 両氏は韓国経済の現状について
 「サムスンやLG、現代自動車などいくつかの大企業を除き、企業の競争力が低下した。
 また、かつては19%に達していた韓国の貯蓄率は4%に急落し、合計特殊出生率(1人の女性が一生の間に産む子どもの数の平均)の低下や高齢化なども深刻化している」
と診断。
 その上で
 「消費支出の中心で経済成長のけん引役となる中間層を復活させてこそ、韓国の経済成長能力も回復し得る」
と助言した。


 いまさら、というより日本もそうだが韓国も外国の権威が述べてくれないことには緊張がが出てこないという悪癖がある。
 このマッキンゼー報告ですこしはガツンとこたえるだろう。
 しかし、ことの原因は韓国経済の奇形性にある。
 これをどうにかするという腹のくくりが無い限り、
このままカエルはゆだってしまうだろう。
 残された手はいかに中国市場にフィットさせてしまうかである。
 これは一時は救いになる。
 しかし、その救いの手に安住して、さらに危険な領域と誘われてしまうこともありえる。


レコードチャイナ 配信日時:2013年4月20日 2時27分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71511&type=0

韓国にとっての脅威、それは北朝鮮ではなく停滞する経済
=中産階級の復活がカギ―米誌


●19日、米誌フォーリンポリシーはこのほど、「韓国は北朝鮮から度重なる挑発を受けているが、韓国にとっての本当の危機は経済の停滞だ」とする記事を掲載した。写真は韓国・ソウル

 2013年4月19日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、米誌フォーリンポリシーは17日、
 「韓国は北朝鮮から度重なる挑発を受けているが、韓国にとっての本当の危機は経済の停滞だ。
 かつて『漢江の奇跡』と呼ばれた韓国の経済成長戦略はもう意味をなさない」
とする記事を掲載した。

 記事では、韓国のサムスン、LG、ヒュンダイ自動車など数社の大企業以外は、企業の競争力が低下していると指摘。
 さらい韓国では出生率も低下し、高齢化問題が深刻化している。
 最大の消費グループで経済成長のけん引役を担う中産階層の復活こそが、韓国経済の動力回復につながると述べている。






【迷走する韓国 】


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2013年4月18日木曜日

迷走する韓国:政権発足52日目にしてやっと全閣僚任命、暗雲の政権

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jiji.com (2013/04/17-16:53)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013041700664

政権発足52日目、全閣僚任命=大統領強行で波紋も-韓国

 【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領は17日、閣僚ポストのうち、残っていた尹珍淑海洋水産相らを任命し、全閣僚の任命を終えた。
 省庁改編案の国会通過が遅れたことに加え、各閣僚候補に疑惑が噴出したことが影響し、2月25日の政権発足から52日目と大きく出遅れた。

 今後、景気浮揚策など政策推進を本格化させる。
 一方、尹氏の任命には野党が強く反発している。

 未来創造科学省の新設などを柱とする省庁改編案は、政権発足前の1月に国会に提出されたが、野党が反対し、成立したのは3月22日。
 「疑惑のデパート」と呼ばれた国防相候補の金秉寛氏ら就任辞退者が相次いだことも全閣僚任命の遅れにつながった。
 一方、尹氏は、海洋水産分野の専門家出身だが、国会の人事聴聞会では答えに窮する場面が目立ち、与野党から資質に欠けると反対意見が出ていた。

 朴大統領が任命を強行したことで、最大野党民主統合党の報道官は17日、
 「任命強行は、政局不安だけでなく、民心爆発の雷管に触れる危険千万な行為だ」
と非難。
 与党セヌリ党報道官も
 「尹氏の業務能力と力量に対し、多くの国民が危惧の念を抱いている。
 刻苦の奮闘、努力で国民の憂慮が杞憂(きゆう)だったことを立証しなければならない」
と注文を付けた。






【迷走する韓国 】


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2013年4月17日水曜日

北朝鮮問題より富士山の方が心配


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サーチナニュース  2013/04/16(火) 15:19
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0416&f=national_0416_035.shtml

富士山で異常現象、噴火目前? 
日本が危ない

  北朝鮮が強硬姿勢を崩す気配を見せない。
 国際社会では“第2次朝鮮戦争”を危ぶむ声もあり、日本や米国政府は警戒感を高めている。
 さぞかし韓国国内も緊迫ムードが漂っているであろうと思いきや、
 韓国ネットユーザーたちの関心は北朝鮮よりも日本の「富士山」に向いていた

  韓国のインターネット上で、富士山への関心が一気に高まったのは3月末ごろ。
 富士山の周辺で異常現象が急増し、噴火が近いようだとのニュースが流れてからだ。
 韓国メディアが河口湖の水位低下や地割れといった富士山周辺で起きた異常現象を報じると、多くの人が驚き、「怖い」「危ない」といった反応を示した。

  韓国人ブロガーのオドゥリ(ハンドルネーム)さんも、北朝鮮のミサイル問題よりも富士山の噴火を心配した。
 ブログでは
 「日本を代表する富士山は活火山で1700年代以降は活動を休止している。
 だが最近、異常兆候があちこちで確認され、日本が緊張しているそうだ」
と説明すると、富士山の林道で発生したという大規模な地割れの写真を掲載した。

  最近日本で頻発する地震についても紹介し、
 「大地震が起きると活断層の上にある富士山が噴火する可能性があるそうだ」
 「噴火が起きた場合、莫大な火山灰や火山物質で大きな被害が出ることが考えられるため、心配せずにはいられない」
と不安そうに語った。

  オドゥリさんはさらに、
 「復旧で莫大な経済費用がかかるだろう。
 起きてはいけないような惨事が発生するかもしれない」
と噴火後の日本をイメージ。
 「アイスランドの火山爆発は周辺国に大きな影響を与えた」
とし、富士山が噴火した場合は韓国にも大きな影響があると予想した。

  オドゥリさんのブログには、北朝鮮の挑発を心配するエントリーはない。
 別のブロガーも
 「富士山が噴火するまで朝鮮戦争は起きない」
 「北朝鮮より富士山の方が心配」
と述べるなど、北朝鮮の挑発に特段気を留めない人も多い。
 目の前で繰り返される挑発よりも、隣国から伝わってくる自然災害の方が恐ろしいようだ。




NEWSポストセブン     2013年04月17日07時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/7599334/

地下水湧出、マグマだまり10km上昇、富士山の噴火近づくか

 日本最高峰が眠りから覚めて大噴火したら、どんな事態が起きるのか。
 海洋地震学者の木村政昭氏が解説する。
 * * *
 2011年の東日本大震災以降、富士山麓で数々の異変が起きている。
 北東麓の山梨県忍野村では過去10年間、震度1以上の有感地震は一度も起きていなかったが、同震災を境に有感地震が頻発するようになった。
 また山頂をはさんだ南東側の静岡県富士宮市では、同年9月、突然、大量の地下水が湧き出した。
 その他にも斜面で噴気が観測されたり、山麓の洞窟の氷柱が短くなる現象などが報告されている。
 それらの現象は何を物語っているのか。
 富士山の火山活動が活発化していると考えるのが自然である。
 マグマの上昇が斜面や山麓に亀裂を生じさせ、地熱上昇をうながしているとみられる。

 有史以来、富士山は噴火を繰り返してきた。
 最後に噴火したのは1707年の宝永噴火である。
 以来、300年以上にわたって地下に巨大なエネルギーをため込んできた。
 いつ噴火してもおかしくない状態だったが、東日本大震災が引き金を引いたといえる。

 そもそも地震と火山の噴火は表裏一体の関係にある。
 どちらも地殻を覆う硬い岩盤であるプレートの移動によって起こる。
 火山の火口の下にはマグマが滞留しているマグマだまりがある。
 プレートが移動してマグマだまりが圧力を受けると、マグマが上昇して地表に溢れ出る。
 これが噴火である。

 マグマだまりの位置は液体を伝わる低周波地震を観測することで分かる。
 以前は低周波地震の震源は地下10数キロメートルから20キロメートルあたりだったが、東日本大震災後は地下数キロメートルのところまで上がってきている。
 いよいよ噴火のカウントダウンが始まったとみていい。

 富士山が噴火すると、どんな事態になるのか。
 8000年から1万年ほど前には山梨県大月市や駿河湾まで達する大規模な溶岩流出があったことが分かっている。

 864年の貞観噴火では北西斜面から溶岩が流出し、青木ヶ原樹海や西湖、精進湖が形成された。
 一方、宝永噴火では溶岩はほとんど流出せず、溶岩の塊や軽石、火山灰などの火砕物が空中に大量に放出された。
 火山灰は約100キロメートル離れた江戸にも達し、10日間降り続いて昼間も薄暗かったという。
 もし今、宝永噴火と同様の噴火が起きたら、首都圏の水道や交通などのインフラはたちまち機能不全に陥り、多くの人々の健康が蝕まれ、農作物などにも甚大な被害が出るだろう。

 どういうタイプの噴火になるにせよ、最悪のケースを想定して対応策を練っておく必要がある。

※SAPIO2013年5月号







【迷走する韓国 】


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2013年4月10日水曜日

韓流ドラマ、7つの「あるある」を打ち破った作品とは




●8日、マンネリを批判される韓流ドラマの7つの「あるある」を中国メディアが分析。それらを打ち破った作品を紹介した。写真は「製パン王 キム・タック」。


レコードチャイナ 配信日時:2013年4月9日 19時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=71171&type=0

韓流ドラマ、7つの「あるある」を打ち破った作品とは―中国メディア

 2013年4月8日、中国でも人気の韓流ドラマだが、その内容はどれも似たり寄ったりで「マンネリ」だとの批判を受けがちだ。
 そんな韓流ドラマに共通する7つの「あるある」を打ち破った作品を解放網が紹介した。

「あるある」その1
 1日中、恋愛ばかりしていて、主人公たちがちっとも仕事をしない。
 何かあるとすぐ職場から飛び出して、どこかへ行ってしまう。
 だが2年ほど前から主人公たちも働きだした。
 その代表作は「金の化身」「7級公務員」。

「あるある」その2
 シンデレラストーリーは「鉄板」。
 貧しい家庭に育った主人公が大富豪のイケメン御曹司にひょんなことから見初められる。
 彼には美人で金持ちの婚約者がいて、主人公にさんざん意地悪をする。
 だが結局は主人公が彼女に勝って、御曹司と結婚する。
 これを打ち破ったのは「がんばれミスター・キム」。
 主人公が男性になった。

「あるある」その3
 第100話まで主人公はキスしない。
 それほど韓流ドラマは長い。
 それは視聴者のほとんどが主婦で、脚本も主婦が書いているからだ。
 しかし若者のテレビ回帰が始まるとテレビドラマも痩身化。
 週末の大河ドラマで50話以下、平日なら20話ぐらいに収めている。
 代表作は全16話の「広告の天才イ・テベク」。

「あるある」その4
 宮廷内だけの時代劇。
 韓流ドラマではSF的要素を含んだものは少なかったが、最近ではタイムスリップ時代劇が増えている。
 時間を超えた恋愛ドラマが主流で、代表作は「イニョン王妃の男」「ナイン:9回の時間旅行」。

「あるある」その5
 交通事故、三角関係、白血病。
 「韓流ドラマはこの3つで成り立っている」
との定説があるほどお決まりの設定だが、ドラマ「会いたい」はもともと「殺人と復讐」という重いテーマを扱っているため、交通事故や病気などの小細工は必要なかったようだ。

「あるある」その6
 知的より感情的。
 とにかく視聴者の情に訴える。
 だが「IRIS-アイリス-」は朝鮮半島問題を扱った社会派ドラマであり、視聴率約40%の大ヒット作品となった。
 現在放送中の続編「IRIS-アイリス-2」もヒット間違いなしといわれている。

「あるある」その7
 泣くのはいつも女。
 しかし、「その冬、風が吹く」のヒロインは復讐に燃える強い女性で、泣いてばかりいるのは復讐相手の男性だ。
 また、「野王」では野心に満ちたヒロインが恋人を利用し、裏切っていく。
 かわいそうなのは残酷なヒロインに利用され続けた男の方だった。





【迷走する韓国 】


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2013年4月9日火曜日

愛国無罪:対馬仏像窃盗犯の正体は




朝鮮日報 記事入力 : 2013/04/09 12:42
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/09/2013040901125.html

自称「愛国者」、対馬仏像窃盗犯の正体は

 平均年齢62歳という4人組の高齢窃盗団の犯行が、韓日の外交関係に微妙な波紋を生じさせている。
 4人が日本の対馬で盗んだ国宝級の仏像が、かつて韓国から略奪されたものの可能性があるとの主張が出ているからだ。
 仏像は回収されたが、日本には返還されていない。

 韓国の裁判所は
 「仏像が日本に渡った経緯が明らかになるまで、日本には返還しない」
という仮処分の申し立てを受け入れた。
 すると日本側は政府高官が、韓国政府に対し速やかな返還を求めた。

 問題の仏像は、統一新羅時代の銅造如来立像と高麗時代の金銅観音菩薩座像。
 このうち国宝級の銅造如来立像は、既に1974年に日本で1億円の評価額が付いている。

 問題が起こると、インターネット上には「愛国者論」が登場した。
 「略奪品を見つけ出した、気概ある泥棒たち」
というわけだ。
 「正当なやり方ではないが、犯罪には当たらない」
という主張も見られた。
 摘発された泥棒たちも、予想外の反応を見せているようだ。
 警察によると
 「日本が奪ったものを探し出したのに、何か間違っているのか」
 「韓国の文化財がきちんと保存されることを望む」
と主張しているという。
 4人の泥棒のうち3人は
 「無念さを韓国国民に直接訴えたい」
として国民参与裁判を要求した。

 「4人は愛国者なのか。それとも、単なるいやしい泥棒なのか」
 検察の起訴記録や過去の裁判記録、証言から「泥棒たちの真の姿」を追った。

■シェパードを毒殺して文化財を盗んだことも

 今回の仏像窃盗に関与したとして摘発されたのは、合わせて9人。
 対馬に渡って仏像を盗んだ実行犯は4人だ。
 4人の年齢はそれぞれ70歳、66歳、60歳、50歳で、最高齢2人は大邱出身の兄弟。
 年を重ねているだけあって経歴も派手で、4人の前科を全て合わせると56犯に達した。
 いずれも韓国国内での犯行だ。

 警察が主犯とみている人物は、窃盗団の中で最高齢のキム容疑者(70)だ。
 古物商や喫茶店などを営んでいたが盗みに手を染め、「星」の数は13個に達する。
 常習犯に下される青松刑務所での保護監護処分(刑期満了後さらに収容されて職業訓練などを受ける制度、現在は廃止)も2回受けている。
 それでも、犯行をやめることはなかった。

 これまでの判決記録を見ると、キム容疑者は2002年1月から2月にかけて、済州で共犯2人と共に盗みを働いた。
 キム容疑者のグループは車で移動し、無人のスーパーマーケットやディスカウントスーパーなど7カ所に切断機を使って押し入り、外国製のたばこを盗んだ。
 青松刑務所で保護監護を終えて出所してから、わずか1週間後の犯行だった。
 2度目の青松刑務所暮らしを終えて出所してから1年後の05年8月には、白昼に慶尚北道浦項市で発電機店を荒らした。
 キム容疑者の手口は、主に夜間にグループで空き家や店舗を荒らす「特殊窃盗」だった。

 グループでの犯行を得意とする兄に対し、実弟のキム容疑者(66)の「特技」は文化財荒らし。
 弟のキム容疑者は1999年、原州のある博物館で展示されていた硯滴(けんてき=すずりの水差し)を、偽物にすり替えるという手法で盗んだ。
 2000年には忠清南道一帯を回り、名門の家のやしろに祭られていた肖像画類を盗んで捕まった。
 キム容疑者が盗んだ肖像画の中には、朝鮮王朝の世宗代に工曹判書(公共事業などを行う行政機関の長官)を務めた崔竜蘇(チェ・ヨンソ)の肖像画もあった。
 05年には慶尚南道居昌で、2億6000万ウォン(現在のレートで約2200万円、以下同じ)相当の文化財を盗んだ。
 その中には、1巻7000万ウォン(約600万円)に上る古文書もあった。

 この弟も保護監護処分を受け、兄が服役した青松刑務所に収監された。
 弟の前科は11犯。
 窃盗団を摘発した大田警察庁広域捜査隊の関係者は
 「父親が古美術品取引をしていたということ以外に、この兄弟が一生の半分をなぜ盗みに費やしたのか、教えてくれる材料はない」
と語った。

 窃盗団4人の中で最年少のキム容疑者(50)=慶尚北道亀尾出身=は、文化財窃盗のために犬を毒殺したという過去がある。
 09年に全羅南道霊光のある旧家から文化財600点を盗んだ際、キム被告は殺虫剤を混ぜた肉をジャーマン・シェパードに食べさせ、即死させた。
 またキム容疑者は、かつて韓国の文化財を盗んだ際、韓屋(韓国の伝統家屋)の屋根瓦を外して侵入していた。
 これは対馬で仏像を盗んだ際にも使った手口だ。
 キム容疑者は最年少だが、前科の数(18犯)は窃盗団の中で最も多い。

 残る1人のカン容疑者(60)は前科14犯で、ほとんどが窃盗。
 カン容疑者はまだ逮捕されておらず、指名手配中だ。

■管理体制が甘い対馬を狙う

 4人が大邱の喫茶店に集まったのは昨年8月のこと。
 既に捕まっている3人のうち2人は、警察の取り調べに対し「(最高齢者の)キム容疑者が主導した」と供述したが、キム容疑者本人は「弟がやった」と主張している。
 4人はそこで「一つ大仕事をやって足を洗おう」と意気投合した。
 そのときに目を付けたのが「対馬の仏像」だった。
 4人は、この仏像がかつて韓国にあったものという事実を知っていた。

 しかし警察は「愛国的動機」の可能性を一蹴した。
 警察が挙げる「対馬遠征」の理由は二つある。
 まず第一に、現地の文化財管理が緩いということ。
 日本では、個人が所有する文化財は個人が保管しているケースが多い。
 盗まれた2体の仏像も、寺が無人の施設で保管していた。
 文化財庁の関係者は「韓国なら、寺や遺跡の文化財はいずれもインターネットに登録され、盗まれても流通は極めて困難」と語った。
 第二に、対馬では韓国の観光客向けにハングルの表示板が多く、比較的活動しやすいということ。
 4人は、日本語ができない。

 問題は資金だった。
 対馬に行くためには、国際旅客船を利用し、かつ現地で宿を取らなければならなかった。
 窃盗に必要な道具を持ち、さらに仏像を運搬するためには、レンタカーも必要だった。
 しかし、主犯格のキム容疑者(兄)は基礎生活保障(生活保護に相当)の受給者だった。
 残りのうち2人も極貧だった。

 4人は、慶尚南道昌原のチャン容疑者(51)を仲間に引き入れた。
 チャン容疑者は昌原地域の事業家で、12人の構成員を抱える組織暴力団「P派」の顧問を務めている人物。
 暴行など18の前科がある。1996年に結成されたP派は、99年に馬山のクリスタル・ホテル前で抗争相手の組織のメンバーを惨殺した、悪名高い暴力団だ。
 窃盗団で最年長のキム容疑者が、チャン容疑者から手に入れた資金は4000万ウォン(約340万円)。
 チャン容疑者は盗んだ仏像を韓国で処分する「故買屋(盗品を買い取る店)」の役割も引き受けた。

 盗んだ仏像の韓国への持ち込みを担当した人物は、風俗犯罪など前科5犯のソン容疑者(60)だ。
 日本の市場から骨董(こっとう)品を持ち込み、釜山・慶尚南道一帯で競売にかけている業者だった。
 過去10年の間に200回以上も日本に渡航し、釜山港の職員とは顔見知りだった。

■高齢に過労…主犯、下見中に倒れる

 窃盗団4人は、昨年8月と9月の2度にわたり、対馬の寺や神社を下見した。
 下見を2回行った理由は、1回目の下見中、最高齢のキム容疑者が酷暑に耐え切れず倒れてしまい、対馬の病院に10日余り入院したからだ。
 キム容疑者は、高脂血症・高血圧・狭心症などの持病を抱えていた。

 4人が「仕事」のため対馬に入ったのは昨年10月初め。
 それから6日間、対馬を縦断しながら寺や神社3カ所を荒らし、仏像2体を盗んだ。
 最高齢のキム容疑者が見張り役を務め、残る3人が現場に潜入し仏像を盗んだ。

 4人は盗んだ仏像を、対馬に来ていた「故買屋」のチャン容疑者に渡した。
 チャン容疑者は船で対馬から福岡に向かい、仏像をソン容疑者に渡した。
 ソン容疑者は警察の取り調べに対し
 「福岡港にはX線検査がないので、福岡から釜山に搬入するのは容易だった」
と供述した。

 ソン容疑者は、釜山港で「安物の模造品」だと言いつくろった。
 当直の文化財鑑定官も「模造品」と判定した。
 国宝級の仏像は、こうして韓国に持ち込まれた。
 しかし、密輸という形を取らず堂々と通関したことが、後に犯行が明るみに出る決定的な手掛かりになった。
 日本政府の通報を受けて行方を追っていた警察が、形の似ている2体の仏像が釜山港経由で搬入されたという記録を確認したのだ。
 警察はソン容疑者を捕まえ、その後チャン容疑者、窃盗団の順で次々と摘発した。
 慶尚南道昌原にあるチャン容疑者所有の倉庫で仏像が発見されたのは、今年1月17日。
 その後は、現在に至るまで韓国文化財庁が保管している。

■摘発後に生じた兄弟間の亀裂

 ソン容疑者、チャン容疑者に続いて警察に捕まった最高齢のキム容疑者は、潔白を主張した。
 「仏像を持ってきただけで、盗んではいない」
というのだ。
 窃盗の現場に行っていないキム容疑者は
 「宿にいて、現場から1キロ離れた場所で風に当たっていた」
と主張した。

 対馬に行ったことについても
 「日本の民芸品を安く買うため、弟の一行に同行しただけ」
と主張した。
 つまり、弟がやった、というわけだ。
 しかし、後に捕まった弟は
 「3人が盗みを行う間、兄が見張りをして現場を指揮した」
と供述した。
 これに対し兄のキム容疑者は
 「実の弟が、なぜ自分をどんどん陥れようとしているのか分からない。残念だ」
と警察に語った。

 お互い、主犯の汚名を相手に着せようとする兄弟の争いは激しい。
 2人は裁判所が選任した無料の国選弁護人を断り、それぞれ私選の弁護人を選任することにしたという。

 キム容疑者兄弟には、捜査中に1人の面会人も訪れなかったという。
 私食はおろか身に着ける下着すらなく、「故買屋」のチャン容疑者に頼んで服を何着かもらったとのことだ。

 捜査チームの関係者は
 「窃盗犯が“愛国”を口にするのは、はっきり言って詭弁(きべん)」
と語った。
 「盗んだこと自体が過ちだが盗んだ後に愛国心に目覚めたというのなら、博物館や文化財庁に仏像をさっさと持っていくべきなのに、なぜ倉庫に隠していたのか」
というわけだ。
実際、故買屋のチャン容疑者は捕まる前、複数の転売ルートを調べていた。

韓国経済:奇形の構造、サムスン電子1社で全上場企業の利益の36%







JB Press 2013.04.08(月)  玉置 直司
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37512

とどまることを知らぬ韓国大財閥の規模拡大
サムスンと現代自の2強、資産規模・利益でさらに突出

 韓国公正取引委員会は2013年4月1日、毎年恒例の大企業グループの資産規模現況を発表した。
 上位の企業グループの顔ぶれはほとんど変わらなかったが、李明博(イ・ミョンバク)政権が発足した直後の5年前の発表内容と比べると、上位グループの規模がさらに急拡大した。
 サムスンと現代自動車グループは、利益面でも突出した存在になった。

 資産規模上位20グループの顔ぶれは、5年前とほとんど変わっていない。 
 サムスングループは、全国に広大な土地や資産を持って「永遠の1位」と言われていた韓国電力公社に代わって2005年に資産規模トップに躍り出て以来、9年連続で首位の座を守った。

■韓国産業界を支配するオーナー経営の財閥と公企業

 上位20グループには、日本でもお馴染みの名前がずらりと並ぶ。
 そうでないとすれば、公企業だろうか。

 2位には韓国電力公社、3位には大韓住宅公社と韓国土地公社が合併してできた韓国土地住宅公社が入った。
 上位20グループに公企業5グループと農協が入った。



 有力公企業が財閥をしのぐ資産規模を持っていることに対しては「民間企業の活動領域を狭めている」という指摘もある。

 一方で、公企業以外の大企業グループのうちオーナー家が支配していないのはポスコ、KT、STXだけ。

 このうちポスコとKTは旧国営企業で、「オーナー支配の財閥に対抗できるのは公企業だけだ」としてその必要性を指摘する声もある。

 1つ言えることは、韓国の産業界を支配しているのはオーナー経営の財閥と公企業だということだ。

■李明博政権下で「大企業偏重」が加速

 李明博政権発足(2008年2月末)直後の2008年の発表で上位20に入っていたグループで今回ランクから外れたのは、公企業を除くと錦湖アシアナグループとハイニックス。
 このうち、ハイニックスはSKグループに買収された。

 錦湖アシアナグループは、大宇建設と大韓通運を相次いで買収し、大韓航空を傘下に持つ韓進グループを一時は資産規模で抜き、公企業を除く「10大財閥」の仲間入りを果たした。

 しかし、無理な買収で財務内容が一気に悪化した。
 オーナー兄弟間での紛争も起きてグループは分裂し、2013年の資産規模は17兆ウォン(1円=12ウォン)と5年間で10兆ウォン減少して25位に落ちた。

 李明博政権は「親大企業・財閥政策」で韓国経済全体を成長させようとした。
 法人税引き上げ、ウォン安、低価格の電気料金、活発なFTA(自由貿易協定)戦略・・・。
 数々の大企業支援策を打ち続けたが、その効果があったからか、上位の大企業は目覚ましい成長を遂げた。

 サムスン、現代自動車、ロッテ、ポスコなどの大企業グループは5年間で資産規模を2倍以上に増やしている。
 李明博政権の5年間での年平均経済成長率が2.9%だったことを考えれば、大企業や財閥に偏った成長だったと言えなくもないだろう。

 特に上位グループほどその成長率が高かった。
 公企業を除く上位30大企業グループの資産規模合計額に占めるサムスン、現代自動車、SK、LGの4大財閥の資産規模合計額の比率は、2009年には49%だった。しかし、2013年には55%を超えている。

■4大財閥が利益の8割を占める極度の集中

 4大財閥の力の大きさは利益面ではさらに突出している。

 公企業を除く30大企業グループの純利益合計額に占める4大財閥の純利益合計額の比率は、2011年には58%だったが、2013年には79.8%にまで跳ね上がった。

 4大財閥で利益の8割を占める集中ぶりだ。

 4大財閥とは言うが、中でもサムスンと現代自動車グループの2強の利益は、他グループを圧倒している。

 2012年のグループ全体の純利益額は、サムスンが29兆5370億ウォン、現代自動車が13兆3960億ウォンで、この2強だけが10兆ウォンを超える利益を出した。

 3位以下は、混戦模様だ。 
 グループの純利益額が2兆~4兆ウォンの間に、SK、ポスコ、ロッテ、LGが並んでおり、これを小差でGSと現代重工業が追っている。

 サムスングループと現代自動車グループの利益額も2倍以上の差がある。
 さらに2位の現代自動車グループと3位のSKグループの利益額も3倍の差がついている。
 李明博政権5年間で、最も成長を遂げたのも、サムスンと現代自動車グループだったと言えるだろう。

 それにしても上位財閥の規模はすごい。
 先日、韓国銀行(中央銀行)は2012年の韓国の国内総生産(GDP)が1272兆ウォンだという暫定数値を発表した。

 サムスングループの資産規模や売上高は、GDPのざっと25%に達する。
 サムスン、現代自動車、SK、LGの4大財閥の2012年の売上高の合計はGDPの58%を占めている。

■サムスン電子1社で全上場企業の利益の36%

 もっとすごい数字もある。
 2013年4月2日、韓国取引所と韓国上場社協議会は2012年の上場企業決算の分析結果を発表した。
 前年の決算との比較が可能な上場企業499社の純利益の合計額は65兆759億ウォンだった。

 これに対してサムスン電子の純利益は23兆8453億ウォンで、同社だけで全上場企業の利益の36.8%を叩き出した。

 サムスン電子に現代自動車の純利益(9兆562億ウォン)を加えると、全上場企業の純利益の51.3%にまで達してしまう。

 2社の利益が韓国の全体の上場企業の利益の半分以上を占めるというのは、かなりいびつな構造だとも言えるだろう。
 もう韓国では「上場企業全体」の数字は、あまり意味がない。
 それほどまでに2強の突出ぶりはすさまじいのだ。

 李明博政権は、財閥を牽引役にして経済を成長させようとした。
 上位財閥は狙い通りに大きくなってくれたが、庶民層への波及効果や雇用増加効果は思ったほどではなかった。
 「経済力の集中」が結果として進んでしまい、国民の失望を招いた。

 では、どうすればよいのか。
 朴槿恵(パク・クネ)政権は、「国民の幸福」「経済民主化」を掲げ、中小企業の振興や福祉の拡充を重視している。
 方向が間違っているわけではないだろうが、これだけ経済力が財閥・大企業グループに集中してしまった中で、その舵取りはまったく容易ではないだろう。





【迷走する韓国 】


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