

●ソウル北東での軍事演習に参加する韓国軍戦車
今の韓国は「船頭を失った舟」といった感じがする。
これからあと5年の間に、韓国はどうなってしまうのであろうか。
民主的にトップをすげ替える方法がないと軍事クーデターということになるかもしれない。
父親がクーデターで獲った政権を、娘がクーデターで手放すことになるかもしれない。
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/03/28 09:19
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/28/2013032800519.html
【社説】北が核攻撃に言及した日に南北交流持ち出す統一部
柳吉在(リュ・キルジェ)統一部(省に相当)長官は27日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の主宰で行われた同部の業務報告で
「南北当局間の責任ある対話を再開し、開城工業団地の国際化をはじめとする南北間の交流、協力を推進していく」
と述べた。
朴槿恵政権が南北対話の再開に向けた強い意志を持っているということは、大したニュースではない。
南北対話を主管する統一部が今年推進する課題として「南北の交流・協力・対話」に言及することもあり得る。
だが北朝鮮はこの日、南北間の最後の公式な接触ルートである軍の通信ラインを遮断した。
この通信ラインは、開城工業団地への出入りに必要な手続きなどについて話し合う手段としても利用されてきた。
北朝鮮が開城工業団地への出入りに必要な通信ラインを遮断した日、
統一部が大統領に対し「開城工業団地の国際化」に言及したことは、どう受け止めるべきだろうか。
北朝鮮の労働新聞(朝鮮労働党機関紙)は、朝鮮人民軍最高司令部が前日発表した「1号戦闘体制と実戦的な軍事行動」に、核による先制攻撃が含まれると報じた。
韓国や米国本土に対し核攻撃を辞さないというわけだ。
このような状況の中、大統領と統一部や外交通商部の長官、幹部が集まった席で「南北間の交流、協力の強化に向けた方策」を話し合う様子が、果たして国民にはどう映るだろうか。
国連安全保障理事会(安保理)は今年に入り、2回にわたって北朝鮮に対する制裁決議を採択した。
米国政府は国連の制裁よりもさらにハイレベルな金融制裁を実行するため奔走しており、中国も表向きには「国連の制裁措置を誠実に履行する」との姿勢を示している。
そんな中、北朝鮮に対する制裁が実行される前から、韓国が先頭に立って「南北の交流、協力の強化」をうんぬんする様子を見て、関係国はどう思うだろうか。
韓国政府で北朝鮮の核問題を担当する省庁の政治的なセンスがこのような有様では、
韓国は北朝鮮の核問題を傍観していると評価されるのではないだろうか。
統一部はこの日
「国際機関を通じた乳幼児支援など人道的な支援を、透明性を持って続行していく」
と発表した。
北朝鮮に対する人道的な支援を、南北間の緊張と関係なく行うという方向性は正しい。
だが、北朝鮮に対する人道的な支援を、行き詰まった南北関係を打開する手段と考えるようでは、人道的な支援の本来の趣旨が分からなくなる。
国際社会も人道的な支援は制裁措置と切り離している。
韓国の対北政策の根本的な目標は、北朝鮮の住民たちを飢餓状態から救うとともに、最悪の人権じゅうりん状態の下で人間らしい生活を送れない北朝鮮の住民たちの人権状況を改善するということだ。
韓国政府はこの二つの根本的な目標を決して忘れてはならない。
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サーチナニュース 2013/03/27(水) 14:59
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0327&f=politics_0327_010.shtml
北朝鮮、米韓への攻撃を担う戦略ロケット軍部隊も戦闘勤務態勢に
朝鮮人民軍最高司令部は26日、声明を発表し、
「すべての野戦砲兵軍集団を1号戦闘勤務態勢に入らせる」
と宣言したが、野戦砲兵軍集団には米本土や韓国への攻撃を担う戦略ロケット軍部隊と長距離砲兵部隊も含まれるという。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
韓国国防省は北朝鮮が最高レベルの戦闘準備状態に入ったことを意味すると指摘し、韓国紙・世界日報は、北朝鮮は「危険な火遊び」をしていると非難した。
しかし北朝鮮が同声明を出す前より、米韓は協議で、
「米軍は全面衝突が発生してから介入する」
という表記を
「北朝鮮のわずかな軍事挑発に直接反撃できる」
と変更した。
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ロケットニュース24 11時間前
http://rocketnews24.com/2013/03/27/308612/
北朝鮮「第1号戦闘勤務態勢」に韓国でも緊張高まる
/ 専門家「韓国政府は最高レベルの警戒態勢を」

「部隊を第1号戦闘勤務態勢に就かせた」。
北朝鮮が国連安全保障理事会の制裁決議などに反発して、朝鮮戦争の「休戦協定」を白紙にすると宣言して以降、軍事的な挑発をエスカレートさせている。
朝鮮半島の緊迫度は、いつにも増して高まっているようだ。
北朝鮮の国営朝鮮中央通信は26日、朝鮮人民軍最高司令部が長距離砲の部隊などに「第1号戦闘勤務態勢」を宣言したと伝えた。
同部隊の攻撃対象は、米国本土、ハワイ、グワムなどの米軍基地、韓国とその周辺という。
だが、「第1号戦闘勤務態勢」という言葉はこれまでメディアに登場していないため、具体的に何を意味しているのか分かっていない。
このような北朝鮮の言動について、韓国のキム・ヨンヒョン東国大学北朝鮮学科教授は次のように分析する。
「最近、米韓軍事演習や哨戒艦沈没事件三周忌があった。
南北間の緊張が高まったことを受けて、北朝鮮が最高水準の瀬戸際戦術を繰り広げているようだ。
だが抗議レベルで終わる可能性は高い。
(韓国)政府は最高レベルの国防警戒態勢を維持しながら、米中と協調し、北朝鮮に対する抑止力を高める必要がある」
と説明している。
米韓軍事演習や国際社会から制裁が行われる度に、北朝鮮は過激な言動を繰り返してきた。
どうやら今回も、本当の軍事衝突につなげる気はないと見られている、しかし米国や韓国に攻撃の本気度を見せつけることで、交渉や援助などにおいて有利な状況を作り出そうとしていうようだ。
とはいえ、休戦協定の白紙化宣言や、南北間の不可侵・非核化に関する合意の破棄など、北朝鮮が一段と挑発的になっているのは事実。
「第1号戦闘勤務態勢」もよく分からないだけに、今後も緊張状態は続きそうだ。
執筆:林由美
参照元:ヘラルド経済,MBN(韓国語)
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[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] 2013年03月28日09時05分
http://japanese.joins.com/article/835/169835.html?servcode=500§code=500
北朝鮮、韓国軍との通信線遮断…全方向威嚇
北朝鮮が27日、国際社会を対象に
「韓半島に核戦争状況が形成された」
と発表した。
北朝鮮の外務省報道官はこの日未明、
「朝鮮半島(韓半島)に一触即発の核戦争状況が形成されたことを国連安全保障理事会に公開通告する」
とし
「反米全面対決戦の最後段階に入った」
という声明を発表した。
前日、戦略ロケット司令部と長距離砲を担当する部隊に「1号戦闘勤務態勢」を発令したのに続く、軍事的緊張を高める措置だ。
労働新聞もこの日の社説で、
「実際の軍事的行動は、われわれの自主権守護のための強力な核先制打撃が含まれている」
とし、核攻撃の威嚇を続けた。
また北朝鮮は
「(南北)軍通信線を断絶し、通信事務所の運営を中断する」
と一方的に通知してきた。
今月初めには、韓米合同訓練「キーリゾルブ」を理由に北朝鮮が南北当局間の通信線(5回線)と国連司令部-北朝鮮軍通信線(1回線)遮断措置を取っている。
これを受け、南北間で緊急な懸案を書面または肉声で伝える公式通路として唯一の接触手段も遮断されることになった。
特に、軍通信線は開城(ケソン)工業団地の出入りのための名簿と訪問許可をやり取りする手段として使われてきた。
出入り72時間前に統一部が名簿を軍に渡せば、これを北朝鮮に伝え、北朝鮮側は出入り当日の早朝に訪問を許可するという内容の書類を韓国軍に渡す方式だ。
北朝鮮は今月初め、南北通信線を遮断しながらも、軍通信線は維持してきた。
北朝鮮のドル箱である開城工業団地の運営は続けるという意味だ。
北朝鮮の軍通信線の遮断で、今後、開城工業団地の出入りに相当な制約が発生する見込みだ。
韓国政府当局者は
「先月21日、キーリゾルブ演習を北側に通知した当時、北側から『今後かなり疲れることになるだろう』という言及があった」
とし
「開城工業団地出入り措置のための代案を講じている」
と述べた。
約1300回線が運用されている国際電話を利用して名簿を交換する案が検討されているという。
こうした中、北朝鮮は「重大問題を決定する」とし、今月末に党中央委全員会議を招集することにした。
6カ月に1回開催する中央委全員会議は、1993年12月第6期第21回全員会議を開いて以来20年ぶりとなる。
全員会議は党の主要政策と人事・路線を決定することになっている。
94年以降は極度の経済難のため会議自体が開かれていなかった。
しかし2010年9月の第3回党代表者会以降、党組織が整備された後、有名無実だった政治局会議と中央軍事委員会が最近相次いで開催されたため、全員会議は国家正常化の一環と分析されている。
また最近形成された緊張を継続しようという意味もある。
専門家は人事問題と今後の政策路線と関係があるとみている。
特に、金正恩(キム・ジョンウン)時代の体制固めの一環として、国家樹立65周年と休戦60周年を迎え、対外強硬政策と経済再建を強調する可能性に注目している。
一方、北朝鮮情報を扱う自由北韓放送は
「今回の会議で金正恩の叔母の夫の張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長が退かされる可能性がある」
と報道した。
張成沢副委員長は先月28日以降、姿を見せていない。
◇江原道華川一帯で一時「珍島犬1」発令
軍は27日未明2時33分ごろ、江原道華川一帯に北朝鮮の局地挑発時に発令する最上級警戒態勢「珍島犬1」を発令したが、北朝鮮軍の侵入痕跡は確認されず、午前9時20分に解除した。
「珍島犬」は北朝鮮の局地挑発に備えた韓国軍の防御準備態勢。
平常時は3等級を維持し、
状況が発生すれば「珍島犬2」、
全面戦争突入直前段階で「珍島犬1」に格上げ
される。
◇最近の北朝鮮の対南威嚇(2013年)
2月12日=3度目の核実験
3月5日=国連司令部-北朝鮮軍チャンネル(1回線)遮断
8日=南北当局間チャンネル(5回線)遮断
20日=金正恩が無人打撃機訓練を参観
25日=金正恩、国家級訓練参観(元山)
26日=「1号戦闘勤務態勢」発令
27日=南北軍事通信線(3回線)遮断
3月末=党中央委全員会議(20年ぶり)
4月1日=最高人民会議開催(予定)
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TBSニュース
https://news.google.co.jp/news/rtc?ncl=dEoVt-9iboKMHxMqnafXmtcdOQqEM&topic=w&siidp=0ae3256ea9d189511948f73b4704ccf070f3
北朝鮮が声明「1号戦闘勤務態勢に突入させる」
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ウォールストリートジャーナル 2013年 3月 28日 10:53 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324500504578387283003058180.html
北朝鮮、韓国との軍事ホットライン遮断−朴大統領に雑言も
【ソウル】北朝鮮は27日、韓国との間に敷かれている軍事ホットライン(通信回線)を遮断すると発表するとともに、韓国の新指導者である朴槿恵大統領に雑言を浴びせた。韓国が朝鮮戦争当時の離散家族再会プログラムを再開したい意向を示したにもかかわらず、北朝鮮が威嚇姿勢を崩していない表れだ。
この動きはまた、北朝鮮との関係を改善するとの選挙時の公約を実行しようとしている朴大統領に難題を突き付けた形だ。
北朝鮮は、韓国との間で残っている最後の公式電話回線を遮断するのは韓国と米国が合同軍事演習を実施しているためだと述べた。北朝鮮はこの軍事演習を非難しているほか、韓国が北朝鮮指導部を軽視していると批判し、最近数週間、米韓両国に対する激烈な脅しを繰り返している。数週間前、北朝鮮は韓国との間の2つの直接電話回線を遮断した。一つは在韓米軍司令部に接続されているもので、もう一つは赤十字の人道的な回線だ。
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米韓両軍、緊急時対応計画に署名―北朝鮮の挑発に対処
27日に遮断された軍のホットラインは、韓国の企業が北朝鮮内にある工業団地を訪問する際に、調整のため使われていた回線だ。回線遮断の結果、共同で運営されている開成工業団地が平常通り操業を継続できるか疑問が生じている。
北朝鮮はこれまでもこうした電話回線を遮断したことがあるが、緊張が沈静化すると復旧した。韓国統一省の当局者は、北朝鮮との間では3つの電話回線が残っているが、これらは民間航空機運航上の情報交換にのみ使用されていると述べた。
北朝鮮の国営メディアはまた、朴大統領が最近、北朝鮮は核開発ではなく国民の生活向上に専心すべきだと訴えたことを批判している。
朝鮮中央通信は、南北朝鮮間の問題を扱う北朝鮮機関のスポークスマンの話として、朴発言は「許し難い挑発だ」と伝えた。
同通信は
「彼女(朴大統領)が対決の道を進み続けるなら、悲惨な破滅に遭うだろう」
と警告した。
これより先、韓国政府当局は、北朝鮮の脅しに断固として立ち向かう一方で、南北関係を改善するとの朴大統領の方針を支えるための今年度の新政策計画を公表した。
計画では、双方の政府、民間レベルでの人道支援を継続するほか、離散家族の再会を含む各種の交流プログラム再開に向け北朝鮮との協議を求めるなどとしている。
1950−53年の朝鮮戦争に伴い、「北」にいた家族から引き離された韓国人の総数は約8万2000人と韓国政府に登録されている。
年齢は70代ないしそれ以上がほとんどだ。離散家族の再会イベントが初めて実現した2000年以降、両国は毎年この種の再会イベントを実施していたが、北朝鮮軍による2つの攻撃で韓国人50人が殺されたのを受け、李明博大統領(当時)が10年にイベントを中止していた。
朴大統領は
「新政権の外交・北朝鮮政策は、確固たる(国家)安全保障の土台の上に、南北朝鮮間の信頼を構築し復活させることによって、平和と統一の礎の確立を目指す」
と述べた。
アナリストたちは、韓国による今回の政策提言は朴大統領の宣言した「信頼醸成プロセス」追求の一環として北朝鮮への再関与に向けた大きな一歩だと述べているが、同大統領のアプローチがうまく機能するかは不確かだ。
韓国国防研究院(KIDA)の白承周氏は
「一連のミサイル発射や核実験を受けて、北朝鮮は自信過剰になった」
とし、
「北の軍事力増強と最近の一段と強硬な姿勢は、南北朝鮮間の関係改善に主要な障害になっている」
と述べた。
韓国政府当局者は、朴大統領に対する北朝鮮の個人攻撃は、南北関係への韓国のアプローチに影響しないだろうと述べた。
朝鮮半島での最近の緊張エスカレートにもかかわらず、韓国は先週、朴大統領就任以来初めての人道援助の初出荷を承認し、韓国の慈善団体による結核治療薬の輸送が可能になった。
韓国政府は2012年、世界保健機構(WHO)など国際機関を通じて23億ウォン(約2億円)の人道援助を供与した。
このほか、韓国の民間支援機関は昨年、118億ウォン相当の食料品や他の援助物資を北朝鮮に送っている。
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【迷走する韓国 】
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